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白癬症


 

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ご質問・ご意見

水虫は白癬菌と言うカビの一種が原因でおこる病気です

 白癬菌が足の裏などにつき発症しますが、大体、1日以上接触しないと
 発症しません。(ですから、毎日、きれいに洗っていれば水虫は移りません。)

  水虫は足のほかに、手、からだ(たむし)、陰部(いんきんたむし)、
  爪(爪白癬)などがあります。

水虫の形態

  趾間型:趾の間に白くふやけた状態になり皮がむける

  小水疱型:足の裏や趾の間に赤いポツポツが現れそこに小さな水疱ができ剥ける

  角質増殖型:小水疱型の水虫が慢性化して角質が厚くなったもの

  爪白癬型:爪の中に入り込み、爪が厚くなって朽木のようにボロボロになった状態

 診断

  患部の角質を採って、顕微鏡で調べます(白癬菌を見つける)

 治療

  外用薬:まずはこれが中心となります

      注意として治ったと思っても角質の奥に潜んでいることも多いので
      症状が消えてから、4ヶ月ぐらい続けてください

  内服薬:外用薬で十分に消えないものや爪の水虫に使用します

      以前は1〜2年の内服が必要でしたが現在は内服6ヶ月で
      治療できます。

副作用を気にする人がいますが、肝臓機能が正常な人は問題ありません。
        異常が出ても内服中止により正常に戻ります

 

糸状の菌が見えますか?白癬菌です

 

 

 
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最終更新日 : 2002/05/24